人材育成事業
Project for Enviromental Experts
CIFER・コアでは、市民、漁業者、NPOなど、当法人の趣旨に賛同する個人、法人・団体のサポーターの協力のもと、 様々な体験型イベントを開催しています。これらの活動を通じ、海と触れあい、学び、考えていただくことは、次世代の環境保全を担う 人材を育むことになると考えています。
人工干潟から始めるSDGs活動
場所/ 阪南2区人工干潟(岸和田市地蔵浜)
阪南2区(ちきりアイランド)人工干潟はおよそ20年前に造成され、その後の調査で多くの干潟生物や野鳥が観察されるなど、大阪府下でも貴重な水辺環境を形成しています。しかし、一般の立ち入りは原則禁止とされているため、CIFER・コアと阪南2区北側海浜緑地の造成事業に携わる共和海建グループ、地元のきしわだ自然資料館は、共同事業としてこの場所を地域住民の学習・体験の場として活用することを目的とした活動を実施しています。
これまでに、生物観察会や野鳥観察会、護岸の清掃活動などを行っており、多様な団体が参画することで、内容の充実や長期的な活動の継続が期待できると考えています。
前回の開催概要(2024.08.18)
アドプト・シーサイド・堺浜
場所 / 堺浜自然再生ふれあいビーチ(堺市堺区)
平成25年9月に大阪港湾局から「アドプト・シーサイド・堺浜」の認定を受け、堺浜自然再生ふれあいビーチにおいて浜辺の清掃活動を実施しています。例年、(公社)大阪自然環境保全協会(ネイチャー大阪)の主催する「大阪湾生き物一斉調査」とあわせて実施することで、一般の方にも多くご参加いただいています。この活動が認められ、平成30年7月に大阪府港湾局長(当時)から、感謝状が授与されました。
最近では、海洋プラスチックゴミ問題に対する意識の高まりを受けて参加のお問い合わせが増える傾向にあり、人々の海洋環境や海洋美化への関心が高まっているように感じられます。
前回の開催概要(2023.05.06)
ミニ砂浜をつくろう会
場所 / 高師浜(高石市)
CIFER・コアでは、大阪湾の沿岸部に少なくなった砂浜を少しでも取り戻したいとの思いで「ミニ砂浜をつくろう会」という活動を進めています。手入れをされた砂浜が、生物育成の場、また、子どもたちの遊びや学びの場としてより良く活用されることを期待しています。
これまでに、天然の干潟や砂浜の残る深日漁港干潟(岬町/2014年・2015年)、高師浜(2016年以降)において、サポーターの支援等により海砂の補充等を行ってきました。高師浜では、かつての白砂青松を少しでも蘇えらせるため、黒松の植樹や、清掃活動、地元高石市の園児・小学生を招待し、稚魚の放流などを行っています。
前回の開催概要(2023.10.16)
深日漁港干潟の生き物調査
場所 / 深日漁港干潟(岬町)
深日漁港干潟は、陸地と護岸に囲まれた面積約3,000㎡の干潟です。北側に真水を供給する山があることから、湿地の中に淡水域や植生帯を含めた多様な環境を形成しており、ハクセンシオマネキなどのレッドリスト掲載種をはじめ、多種多様な動植物が観察されています。
CIFER・コアは岬町立岬中学校科学部とともに、2015年からこの干潟の生き物調査を実施しています。調査結果は「大阪湾生き物一斉調査」事務局(国土交通省)に報告し、大阪湾の水環境を把握する基礎資料として使われています。
前回の開催概要(2024.06.08)
大阪生き物一斉調査 情報公開サイト
アマモの養成・移植会
場所 / 阪南2区人工干潟(岸和田市地蔵浜)
NPO法人大阪海さくらは、アマモ育苗キットを使い、協力者が自宅で育てたアマモを大阪湾の浅海域に移植する活動に取り組まれています。CIFER・コアは阪南2区人工干潟(岸和田市)においてこの活動に協力し、移植会を開催しています。また、移植後の調査・観察等も行っています。
前回の開催概要(2024.03.24)
講演会・シンポジウム
会場 /さかい新事業創造センター”S-Cube”ほか
CIFER・コアでは、環境再生事業に関する情報提供、法人のPRを兼ねて、セミナー・シンポジウム・講演会等を開催しています。毎回外部からゲストをお招きし、環境問題や海洋環境の再生事例、近年変わりつつある漁業のあり方など、最新の話題についてご紹介をいただいています。
前回の開催概要(2024.05.24)